【新品未開封】MURO / I LOVE 45s -OPEN SESAME「ドーナツ盤に愛をこめて」MUROコメント: レコード文化でも世界に誇れる日本のドーナツ盤は、ぺライチ(主に)のジャケのお陰で眼にも嬉しい蒐集物として楽しませてくれますが、ジュークボックスの肥やしだった元々の7インチ盤は「ジャケなしが当たり前」でした。そのレーベルが唯一の情報だったりして、後は聴き手の判断にお任せ。もちろんMTVなんてない時代からそれはあったわけで、一体どんなアーティストなんだろう?白人?黒人?それとも・・・なんて過去に想いを馳せながら針を上げる、そんな行為をどれだけの人が行ってきたことか。ブランニュー・へヴィーズやブレイケストラ、それからイエスタデイズ・ニュークインテッドなど、その辺りのコレクター心理を突いた「時空を超えた音楽」で登場し、わくわくさせてくれたものです。僕の場合、7インチは「どうしても好きな曲なので、アルバム・ヴァージョンに飽き足らずシングルまで」というパターンと、「まったく知らないジャンルを掘るキッカケ」というパターンの両極端な攻め方で接してきたモノです。何せ戦隊ものやアニメのソノシートから入ってるだけに、あのサイズ感が好きでアルバム~US盤12インチという33回転が基本だったDJの現場でも、UK盤12インチや7インチの45回転を使うことも苦じゃなかったくらいで(ビズ・マーキーが厚紙を張って12インチ・サイズにしてコスってた時代もあった・・・)。その意味でもずっと45好きだった、と。あのシャーッというノイズを含めてなんですが。何の情報もない「素そのものの盤」の中には数十枚レベルのテスト・プレス盤とかもあると思うのですが、とにかくヒット曲を出さなきゃ次も、そしてアルバムもない、という状況の中でやはり消えざるを得なかったアーティストたちも一杯いたわけで。コンちゃん(DL)も言ってた「レアグルーヴは敗者復活戦」という名言が見事に当てはまる例も沢山あります。SOULLATINFUNKDISCOBREAK BEATSR&BHIPHOPMELLOWSLOWJAMSWEETBLACK MUSICDIGGINICE96