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徳田秋声 「爛」 限定1200部・昭和39年・東峰出版・二重函

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管理番号 新品 :20903329989
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メーカー 徳田秋声 「爛」 限定1200部・昭和39年・東峰出版・二重函 発売日 2025/01/19 15:59 定価 2000円
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徳田秋声 「爛」 限定1200部・昭和39年・東峰出版・二重函

「徳田秋声の小説『爛(ただれ)』は、1922年(大正11年)に発表された作品で、自然主義文学の一環として評価されています。秋声特有の細密な心理描写と日常生活のリアルな描写が特徴で、男女関係のもつれや家庭の崩壊、そしてそれによる人間の内面的な葛藤をテーマとしています。 物語は、ある家族の崩壊を中心に進みます。主人公の女性が夫との関係に不満を抱き、次第にその生活が「爛れる」ように道徳的な均衡を失っていきます。彼女の不倫や家庭内での緊張が描かれ、家庭生活の暗部や人間関係の歪みが鋭く暴かれます。 『爛』のタイトルが示すように、物語全体には「ただれ」=崩壊や堕落という象徴的な意味が込められています。徳田秋声の他の作品同様、感情を煽るようなドラマチックな展開ではなく、静かで抑制された語り口で人物の心理を深く掘り下げています。特に、女性の心理や社会的な制約の中での苦悩をリアルに描写する点が評価されています。 この作品は、当時の家庭制度や男女関係を批判的に描き出すと同時に、人間の本質的な弱さや孤独を浮き彫りにしています。自然主義文学としての特徴が色濃く、現実的な社会背景や登場人物たちの内面のリアルさが読者に深い印象を与える作品です。徳田文学の一つの頂点的時期に書かれた作品です。」 徳田秋聲没後20年を記念して東峰出版より、昭和39年6月に限定特装版として1200部が発行された徳田秋声「爛(たゞれ)」シリアルナンバー入り(1023/1200番)、二重箱函入りです。本体は海老色のクロス装、本文二色刷、口絵木版、挿画は木村荘八です。跋文「あとがき」は川端康成、徳田一穂です。 運送用外箱にはヤケが少しありますが、内箱、本体は経年の割にヤケは少なく、シミや書き込み、シールの剥がし跡、蔵書印などもありません。 59年前の古書であることをご理解の上、購入のご検討をお願いいたします。

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